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CLINIC
院長ブログ
2012.2.1
歯の移動に関して
今日は、歯を移動させるための矯正力についてお話します。
実は、歯を動かすためには、最適な力があるんです。\(◎o◎)/!
強い力=早く動く ではないんです!!
強すぎる矯正力を加えてしまうと、歯の移動が遅くなったり、歯根の吸収を招くことがあります。これは歯は圧迫され過ぎて周りの血管が押し潰されてしまい、血液の供給が遮断されてしまうからです。

また歯は、それぞれ根の本数や大きさが違うので、歯の種類によって歯を動かすための最適な力が異なります。つまり移動に必要な力は奥歯の大臼歯が大きいことになります。

ところで、矯正と言えば、「痛い(;O;)!!と聞いており、自分は果たして耐えられるのか??」とのことをよく聞きます。最近は、びっくりするくらい細い針金も登場しており、痛みもかなり軽減されてきています。 髪の毛くらいの細さです。とても柔らかくてビックリします(^_^)/多少の咬むときの違和感程度です(^o^)

矯正は思い立ったときにするべきです!!いわゆる「善は急げ」ですね。
つまり年齢が低い方が歯周病のリスクも減り、スムーズに歯は動いてくれます。
かと言って、年齢制限があるわけではないです。歯周病の管理さえしていれば、年齢は関係ありません。

歯が早く動いてほしいのは、誰でも思うことです。
でも焦ってしまっては、悪い結果しか招かないんです、残念ながら・・・。
歯は少しずつしか動きません。
焦らず、地道に確実にコツコツゆっくりと~♪
つまり矯正治療中は、逆で「急がば回れ」なんです(_TдT)

スタッフも矯正治療をしています。
少しずつではありますが、動いていますね。
前歯の凸凹が解けているのが分かると思います。
当院では毎回、口の中の写真を取っています。
毎回写真を取ることによって歯が動いている様子がよく分かるからです。
写真は1か月半の移動の様子です。

写真を見せて、最初の状態と比較して患者さんに見せると「動いてる~♪」と喜んでもらえます。
患者さん自身も嬉しいでしょうけど、我々も歯が動いているのを見ていると嬉しいんです。
歯が動く=我々の喜びでもあるんです(^O^)/
口笛吹きながらルンルンで写真整理してまーす♪~(゜ε゜( ) ー♪