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CLINIC
院長ブログ
2013.3.9
矯正の勉強(ニューヨーク大学矯正コース)

メープル矯正歯科院長の山口です。

先日は3/2(土)〜3/4(月)まで、2年コースの裏側のリンガル矯正、アンカーインプラントなど盛りだくさん勉強をしていました^^

裏側のリンガル矯正や歯科矯正用アンカースクリューなどの講習会にはいろいろ行きましたが、今回は初めて外科的処置(コルチコトミー、コルチシジョン)を併用して歯を早く動かす矯正治療について勉強しました。漠然したイメージはありませんで、具体的にどういうことをするのかはっきり分かっていませんでし た。

コルチコトミーは歯茎を剥離して、下顎の表層の固い皮質骨に切れ目を入れて歯を動きやすくする矯正治療です。その他にも歯茎を剥離しないコルチシジョンも勉強しました。一ヶ月後、四ヶ月後の歯の動きの速さにびっくりでした\(◎o◎)/!


実習もありました。
ピエゾという機械を使う練習です。


超音波の振動を利用して固い皮質骨を削ります。柔らかい部分は削れないので、歯と骨の間にある歯根膜というクッションは傷つけない機械です。歯根膜は矯正 によって歯を移動させる際に重要なものであります。歯根膜が傷ついてしまうと骨癒着により、歯が動かなくなる場合があるんです。

2年という長いお勉強のコースで、度々、病院を休診にすることがあるかと思います。
ご迷惑をおかけするかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。

大学病院勤務時代や勤務医時代にもいろいろと勉強はしましたが、まだまだ勉強していかないとダメですね〜(^▽^;) 日々、勉強ですね!