BLOG|矯正の本音

矯正歯科に関する正しい知識や情報のご提供、医院の活動のご報告などを連載していきます。

2016.11.17

プラークコントロールについて

こんにちは。
メープル矯正歯科の山口です。

最近矯正歯科治療を受ける目的の一つに、歯の健康を考えられる方が増えてきています。叢生(凸凹、乱ぐい歯、八重歯)などの不正咬合だと磨き残しが齲蝕(虫歯)につながってしまうことも認知されてきました。それと同時に矯正治療中のブラッシングの大切さもご理解いただける患者さんも増えてきています。また、矯正治療後の安定、口腔内健康維持の観点からもプラークコントロールの大切さが注目されてきています。そこで今日はプラークコントロールについてお伝えしていこうと思います。

プラークとは歯についたネバネバしたもので、その正体は細菌です。プラークコントロールとはこの細菌を除去することを指しますので、日々のブラッシングだけでなく、歯科医院での処置、更には食事の改善も含みます。

このプラークを放っておくと酸や毒素を生み出し、齲蝕(虫歯)や歯周病へと発展してしまいます。せっかく歯並びが綺麗になっても歯周病で歯が抜けてしまうと元も子もありません。

①丁寧な歯磨き デンタルフロス

まず大切なことは日々の丁寧な歯磨きです。歯の間に残る食べかすも取る為にデンタルフロスの使用なども重要です。夕食後に歯磨きをして、寝る前に少しだけ甘いものを食べる、あるいはソフトドリンクを飲んだ場合でも、そのあと歯磨きはしたほうが良いでしょう。プラークは肉眼で見えないうちから存在します。そのため、口をゆすぐ程度では取り除くことが出来ません。

 

②歯科医院でのプラークコントロール

歯科医院でのプラークコントロールは、まずこの目に見えないプラークをプラークテスターと呼ばれる色のつくもので見えるようにします。見える状態にしてから専用のブラシで取り除いていきます。市販の歯ブラシとは違うので、最も除去できるのが歯科医院での口腔内ケアになります。

 

③食事

完璧にすることはできませんが、できる限り粘着性のものや、軟らかいものばかりではなく、繊維質の野菜などを食べるようにするのも効果があります。ただ、繊維質のものは歯と歯の間にも挟まりやすいので、やはりデンタルフロスなどを使用したほうが良いでしょう。また糖分の多いものや、甘いジュースなども適度にしたいものです。


始めに書いた通り、最近は歯の健康について意識の高い方が増えてきているのはうれしいことです。矯正専門医は歯並びや噛み合わせを改善して美しくするだけでなく、口腔内全体の健康を考えています。8020運動にもありました通り、達成者に重度の不正咬合がいなかったというのはこういったプラークコントロールのしやすさにも大きく影響していたりします。ぜひ日々のクリーニングに意識を向けて、健康な歯を永く維持していって頂ければと思います。