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院長ブログ
2023.4.7
歯ごたえは大切

こんにちは。
メープル矯正歯科の山口です。

今回は、食事の際の歯ごたえに関するお話をしていきたいと思います。

グルメ番組の食リポなどでも度々、とても歯ごたえがあっておいしいなどの表現を聞くことがあります。もちろん皆さんも普段の食事で歯ごたえを感じる機会はたくさんありますので、こういった食リポも共感しやすい表現になっているのかなと思います。今回はこの歯ごたえの感じ方や大切さについて掘り下げていきます。

・歯ごたえの感じ方
食べ物を口の中に入れて噛むと、その時に歯に掛かる力を歯茎の中に埋まっている歯根という部分と、歯茎の圧力を感じ取る感覚器官でどの程度の圧力が現在掛かっているのかを脳が理解します。また、噛むという行為を行った時に顎の筋肉が動き、その動きに応じた感覚器官が働いています。

この歯に掛かる圧力と、咀嚼時の顎の筋肉に掛かる力が合わさって初めて歯ごたえという感覚を感じています。

ご自身の歯を失ってしまい、入れ歯にしたら食事がおいしく感じられなくなったという話をよく聞きます。これは先ほど書きました、歯根と歯茎の感覚器官に力が掛からなくなり、歯ごたえを感じにくくなってしまった結果です。食事の内容は今までと変わっていないのに満足感が下がってしまうというのは、非常に残念に感じますし、何とか改善出来ないものかという思いに駆られます。

日本歯科医師会でも、8020運動という80歳になったときに自分の歯を20本残そうという運動に力を入れています。これは食事の喜びを感じるために非常に大切な運動で、皆さんのQOLに直結する取り組みだと思います。

食事の後のブラッシングや定期的なクリーニングなど、予防歯科に対する意識を高く持っていただくと同時に、メンテナンスをしやすくするために矯正治療もとても有効な手段となっております。叢生(凸凹、乱ぐい歯)が強い方など、磨き残しがあると虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、こういった取り組みにも積極的に参加してみるのも、ご自身の将来のためにとても大切なことではないでしょうか。いつまでも美味しい食事をとれるという幸せを感じるためのお手伝いが出来たらと思いますので、わからないことや悩んでいることがあればいつでもご相談ください。