こんにちは!メープル矯正歯科の山口です。
今回は、インビザラインなどのマウスピースによるアライナー矯正で治療をする際の食事や飲み物に関する注意点について、少しお話をさせていただこうと思います。

インビザラインを代表とするマウスピース型矯正装置はアライナー矯正とも呼ばれ、患者さんごとに作られた薄く透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、見た目が自然で、取り外しができるという点が大きな魅力です。

メープル矯正歯科でも特に、仕事やプライベートで人と接することが多い方、接客業や営業職の方、そして美容やファッションに関心の高い20代女性の患者さんから、たくさんの支持をいただいています。
ただ、アライナー矯正には「取り外せる」。というメリットがある反面、治療効果をきちんと出すためには、患者さんご自身の毎日の管理がとても重要になります。中でも大切なのが、「飲食の際の注意点」です。

まず、ほとんどの方がイメージ沸くと思いますが、マウスピースをつけたまま食事をすることは、基本的に避けていただいています。理由はシンプルで、マウスピースが変形したり、破損してしまったり、食べかすが中に入り込んで不衛生になったりするからです。
また、食べ物の色素が付着して、黄ばみや汚れの原因にもなってしまいます。ですので、食事をする前には、必ずマウスピースを外すようにしてください。
次に、飲み物についても気をつけていただきたいポイントがあります。実は「飲み物なら大丈夫」と思われる方も多いのですが、お水以外の飲み物は、基本的にマウスピースを外してから飲むのがベストです。
たとえば、コーヒーや紅茶、ウーロン茶といった飲み物は、色素が濃いためマウスピースに着色しやすく、透明感が損なわれてしまいます。さらに、ジュースやスポーツドリンクなどの甘い飲み物は、糖分が残った状態でマウスピースをつけていると、虫歯のリスクを高めることにもなります。しかも、60度を超えるような熱い飲み物は、マウスピースの素材を変形させてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
飲み物を楽しみたいときは、一度マウスピースを外してから飲む、そして飲み終わった後は可能であれば軽くうがいをして、口の中をきれいにしてから再装着するようにしましょう。
外食時も、気をつけていただきたいことがいくつかあります。マウスピースを外すときは、専用のケースに入れて保管するようにしてください。ティッシュなどに包んでテーブルの上に置いておくと、誤って捨ててしまう方も少なくありません。ケースを持ち歩く習慣をつけておくと安心です。

また、食後はできれば歯磨きをしてから再装着するのが理想ですが、難しい場合はうがいだけでも効果があります。口の中をすっきりさせることで、虫歯や着色のリスクを減らすことができます。

そして、もう一つ大切なことがあります。それは、「マウスピースの装着時間」です。例えばインビザラインでは、1日20〜22時間以上つけていただくことが基本になります。つけ忘れが続くと、歯の動きが予定通りに進まず、治療が長引いたり、思うような結果が得られなかったりすることがあります。外したら、なるべく早くつけ直すことを心がけましょう。
清潔に保つことも大切です。マウスピースは毎日きちんと洗い、専用の洗浄剤なども活用しながら、清潔な状態を保ってください。見た目のきれいさはもちろん、口腔内の健康を守るためにも、とても大切なケアです。

矯正治療中に目立たないというのは大きな利点ですが、しっかりと決められた装着時間を守り、衛生面も気にしながら治療を受けるようにしましょう。